動画編集・撮影の勉強したいけど教材買ったらいい?
年間100冊以上本を読んでいる筆者がお答えします。
数読んでいるのでハズレも結構引きますが
最近かなり精度が上がってきました。
この記事では以下のことが得られます。
- ビデオグラファーとしてどんな本を読めばいいか
- 動画編集・撮影のスキルを身につける本
- 案件獲得のための考え方
大前提として本読んで満足するのではなく、手を動かして初めて身につきます。あと本とかネットで情報ばっかり集めているとノウハウコレクターになってしまいます。そうなると本が投資ではなく浪費になってしますので注意が必要です。 本を買いすぎて本棚がパンパンになったので最近は少し精査して必要なもの以外買わないように抑えています。 ちなみに年間100冊以上読むと書きましたが、実際には一冊丸々役に立つということはなく、一部分や1ページ、1文でも役にたてばラッキーぐらいに思っていた方がいいです(笑)
1.映像制作編
FILM MAKING HAND BOOK(フィルムメイキングハンドブック)
著者はウェディングの映像をつくっている方で「ストーリーテリング」に主眼をおいた映像制作の手法を紹介した本です。
内容は初心者向けなのである程度実践している人には少し物足りないかもしれません。
ビデオグラファー として撮影から編集までの一連の流れを体系的に学べるいい本です。
最初の一冊にオススメ
映画監督が教える また観たいと思わせる動画の法則
細かいカメラや機材の使い方やなどは載っていませんが、どうやって視聴者に見てもらうかという点に絞って解説してくれている本です。
映像学校で学ぶことが網羅されているかはわかりませんが、映像制作の全体像を見るのにはいい一冊です。
動画2.0
映像で食っていこうと決意した思い出深い一冊。
著者は映像制作会社ONE MEDIAの代表 明石ガクトさん。
この本を読むとただ綺麗なだけの映像が全部オシャレなカラオケビデオに見えてしまうという笑
「映像でお前は何を伝えたいんだ?」
そういったメッセージの部分を常に考えるようになりました。
この本で知ったVOX MEDIAやケイシーナイスタットは映像・動画作りの指針になってます。
2.企画・アイデア編
何で映像撮影に企画とアイデアの本?
ビデオグラファー として活動するなら
撮影の前にどんな映像を作るか、企画書・提案書を書く必要があります。
そのためにも必須になるスキルです。
センスは知識から始まる
クリエイティブディレクターである水野学さんの著書です。くまモンや相鉄、OISIXのデザインを担当されていた方です。
よくセンスの有無、天性のものなのか?という話題がありますが。
センスとは何なのか、センスを身につけることができるのかということについて書かれています。
「センスとは知識の集積であり、センスの磨き方は知識をどんどん吸収していくことが大切」
それまでいきなり映像つくり始めていたのですが、この本を読んで映像を作る前に参考資料を集める習慣が身につきました。
面白くならない企画はひとつもない
こちらは電通のクリエイティブディレクターである高崎拓馬さんの著書。
数々の有名CMを手掛けてきた著者がどの様にしてCMを企画するのかということを
若手に教えるという形のストーリー仕立てになっていて読みやすいです。
自分が企画書・提案書を書くときのことを思い浮かべながら読むと共感するポイントがあります。
アイデアのつくり方
これも名著ですね。めちゃくちゃ薄いんですが内容は濃い。
一冊を要約してしまうと
- アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
- 既存の要素を新しい組み合わせに導く才能は、物事の関連性を見つけ出す才能に依存するところが大きい
抽象的な内容ではあるので自分の作業工程に具体的にどう組み込むかは考えないといけないです。
3.経営・集客編
起業一年目の教科書シリーズ
企業といえば定番の本かも。
内容が被っている部分もありますが、どれから読んでもいいです。特にオススメは黄色の集客の教科書です。
独立した当初ってお客さんをどう見つけるかから始めるんですが、どう動いたらいいかわからないんですよね
お客さんと出会ってどうお仕事に結びつけるか、必要なことは何か詳しく解説してくれています。
まさしく起業したら真っ先に読むべきシリーズです。
いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書
独立する前から仕事のクオリティを安定させたいなと思ってたときに出会った一冊。
クリエイティブ系の仕事をするなら読んでおきたい一冊。
仕事の進め方をルーティン化して土台をしっかりとしておくことでアウトプットのクオリティを上げようという内容です。
4.自己啓発的な何か
道は開ける
高校生の時に2ちゃんまとめの「お前らの人生を変えた本」というスレで見つけた本です。
学生の少ないお小遣いで初めて買った自己啓発本でした。
原題は「How stop worrying and start living」直訳すると「悩むのをやめて生き始めよう」という悩みに対する具体的な対処法について書かれた本です。
30回以上読み返していて、仕事や人間関係が上手くいかない時にふと読み返します。
個人事業をやっていると孤独でメンタルをやられる時もありますが
自分に必要な部分を読み返してまた頑張ろうとなるそんな本です。
7つの習慣
世の中の自己啓発本はこの本の焼き直しなのでは?というぐらい偉大な本。 これさえ読んでおけば他の自己啓発本は具体例を変えただけの本だとわかってしまいます(笑) 大学生の頃、先輩の家の本棚にあって気になり買って読んだ本です。 一回目は理解できなくて何回も読み返しています。自分の悩みのステージが変わると内容の理解がどんどん進んでいきます。
エッセンシャル思考
たまに読み返すと大切なことが書いてある本。自分が何のために仕事をしていてそれは本当に本質的なことなのかということを常に考え直すきっかけになった本。
もちろん本に書いてあること全てを実践するのは難しいですが、本質的に大切なことに絞るということ、不必要なことをしていないかということを常に考えるようになりました。
5.番外編
VIDEO SALON 【ビデオサロン】
映像製作者向けの雑誌てこれくらいしかないのでは?
機材のレビューや映像業界にまつわる情報が満載。
自分は興味あるテーマが特集されているときは購入してます。
COMMERCIAL PHOTO【コマーシャルフォト】
個人的な好みですが、広告写真やポスターが好きなので毎月読んでます。
興味があるテーマの時は買ってます。広告写真の裏側とか知れて結構面白い。
ライティングとか物撮り特集とか面白かったし、お仕事に役立ちます。
映像と写真はビジュアル作りという点で共通点も多いので参考になります。
宣伝会議・ブレーン
映像をどう活かすかというマーケティングの観点を学ぶために買ってます。
これも興味あるテーマが特集の時買えばいいかと。
6.【まとめ】
一気にご紹介しましたが、ぜひこの中からあなたに合った一冊があれば嬉しいです。
何度も読み返す価値のある本しか上げていないのでぜひ一度読んで見て下さい。