そもそも『ビデオグラファー』って何?
動画編集者とは違うの?
以下は個人的なビデオグラファーの定義ですが
【ビデオグラファー 】とは・・・「企画から撮影、編集までの工程を一括でこなす映像クリエイター」
動画編集者は素材をもらって編集だけを担当する人のこと指しています。いわゆる編集マンというやつですね。こちらはPCと編集ソフトさえあれば名乗ることができるので比較的ハードルが低いです。初期投資もPCぐらいです。映像ディレクターからだったりクラウドソーシングなどでお仕事を獲得するのがメインです。
一方ビデオグラファーはPC、編集ソフトに加えてカメラから三脚・照明・マイクなどの撮影道具に初期投資がかなりかかります。お仕事も自分で企画を持ち込んだり、事業者さんに営業かけたり映像関係ない仕事もあったりと多岐に渡ります。企画術・撮影技術・編集技術など学ぶことも多いです。その分自分でゼロから生み出した映像が世に出たときの喜びはひと塩という感じです笑
今回はビデオグラファー になりたいという物好きな(笑)あなたに最初に用意すべきものをお伝えします!
- PC一式 (Macbook Pro)
- カメラ一式
- 動画編集ソフト(Adobe コンプリートプラン)
PC一式 (Macbook Pro)
使っていたMacbook Airでは映像編集が厳しかった。当時のメモリが4GBしかなくてAdobeのソフトがほとんど動かず。
今思えばよくそんなPCでアフターエフェクツとか触ろうとしてたなと。Macのメモリは当時のMAXで32GBにカスタマイズしました。これは結果的に正解でした。Adobeのソフトを同時に何個も開くので!最低でもメモリは16GB以上画面もラップトップ なら15インチ以上、デスクトップなら27インチは欲しいですね。
32GBでも物足りなくなる時もあります。次はIMac Proが買おうかと目論んでますが、今のところMacbookPro + 27インチの外部モニターで作用環境としては十分です。
本格的にモーショングラフィックス3Dモデルに手を出していくのであればWindowsの方が安く高機能なPCを組むことができますので選択肢に入れておくのもありかもしれません。
カメラ一式
自分の失敗談なのでぜひ参考にしてください。
記念すべき1台目にGH5を買いました。パナソニックはLeicaブランドのレンズをつくっててこれが使いたかったんです。当時YouTuberさんがかなりオススメしていて物欲が止まらず(笑)
とってもミーハー笑 そんな理由で使う額じゃないお金を使ってしまいました。
ただ使っていくうちに色々と不満もあって、最初のカメラとしては正直おすすめしないです。なんか昔はYouTuberがオススメしてたみたいですが。センサーサイズがマイクロフォーサーズといいまして画角がせまい。とにかく狭い。広角使ってもフルサイズの標準くらい笑
ガチの仕事で使う人はメタボーンズのマウントアダプターかませてフルサイズ用のレンズ使ってるみたい。ちなみに低価格のシネマカメラとして有名なブラックマジックのBMPCC4Kも同じ運用。
ガチの人はリグを組んでマイクやら、外付けバッテリー、外部モニター付けてます。本体安いけどちゃんと運用しようとすると本体の2倍くらいかかって結局安くないという罠です。これも初めての人にはオススメできません。
メインでSONYのカメラを使っているので最近はお留守番することが多いです。同じ価格帯で今から映像始めるならSonyやCanonのフルサイズをおすすめします。APS-Cのカメラでもいいですが後々フルサイズが欲しくなるので笑
最近のものであればSonyのaシリーズやCanon Eos Rシリーズ、予算がある人はブラックマジックのBMPCC6Kをしっかりリグを組んで運用するのもいいかも。AFが弱いのでマニュアルで操作できる必要がありますが。
動画編集ソフト(Adobe コンプリートプラン)
最初プレミア くらいしか使わないかと思って単体プラン契約したんですが、結局フォトショップ、イラストレーター、アフターエフェクツ、その他もろもろ使うことになりまして契約して2週間で切り替えました。
モーショングラフィックスに手を出していくならコンプリートプラン一択です。
また映像用のテロップなどの素材をつくるのにフォトショップとイラストレーターが使えるととても便利。YouTuberみたいな編集ぐらいだったらプレミア だけでもいいかも。ただそのうちプレミア だけだとできないことが出てくるので、そうなってからコンプリートに切り替えてもいいかな。
その他の選択肢としてはYouTube的な編集をするならFinal cut Pro Xも選択肢に入ってきます。Mac限定ではありますが。
まとめ
動画編集者と比べてビデオグラファー は初期投資額が大きいので少しハードルが高いです。ハードルが高い分、参入するハードルも高いのでうまく差別化すれば価格競争から一歩抜け出すことができます。
作業するだけの動画編集者は少し飽和状態でかなり単価が低いです。
最初は人が少ないので作業のわりに単価が高い →インフルエンサーが紹介→初心者が流入する →価格が下がって食えなくなった人がやめる。 →本当に好きな人、食えている人が残る
Webライターやプログラミングでも同じような流れがありましたね笑 個人的には映像つくるのが好きな人にだけ残ってもらえばいいかなと。稼ぎたいだけなら普通にアルバイトした方が効率いいですし笑
それでも映像をやっていきたんだ!という熱い人は一緒に学んでいきましょう!