【映像クリエイター必見】海外のCMを分析、人を動かすストーリーテリングとは

人の心を動かす映像を
つくりたい。そのためには
どんな構成・プロットを
書けばいい?

映像製作者なら誰しもそんな悩みに
ぶち当たるかと思います。

今回はTwitterで見つけた映像を
例に解説してみました。

久々に映像で
感動したので
分析してみました。

この記事では以下のことが得られます。

  • ビデオグラファーとして
    どう人の心を揺さぶるか
  • 人の心を揺さぶる
    ストーリー構成とは何か
  • 人の感動させるための
    意図を持ったカメラワーク

ビデオグラファーとして生きていくための
ロードマップはこちら
目次

1.動画の概要

オランダの医療品ネット通販ドック・モリス社がクリスマスシーズンに合わせて公開したCMがネット上で話題になりました

ストーリーとしては、

一人のおじいさんが自室の
ベッドで目覚める。

近所の家族がクリスマスの
準備を進めている。

それを見たおじいさんは
何かを思いつき
トレーニングを始める

年老いた体は思うように
動かないが、おじいさんは
トレーニングを続ける

クリスマス当日、おじいさんは最愛の孫娘にプレゼントを渡す

プレゼントは
クリスマスツリーの
てっぺんに飾る大きな星の飾り

おじいさんは孫娘を
ツリーの高さまで持ち上げる。
トレーニングはこのためだったことが明かされる

文字にするとシンプルなストーリーです。

カットや構成で
うまく見せているなぁという印象。

2.なぜ感動したのか、要素に分けてみる。

  • 美しいカメラワーク
  • カットを見せる構成
  • シンプルなメッセージ

カメラワーク

まずその映画のようなクオリティの
映像が目に入ってきます。

特にクローズアップショットが
多用されていますね。

出演者の感情を視聴者に伝えたい場合などによく使われます。 

実際この映像でも俳優の表情をかなりアップで撮っています。

これによってその人物の心情を
視聴者に効果的に伝えています。

具体的にはおじいさんが
トレーニングで苦しむシーン

これはミディアムショットと
クローズショットの中間ぐらいですが

なぜそこまでしてトレーニングするのか
知りたいという欲求が生まれます。

アイテムに役割を持たせる

この映像において登場するアイテムが
「目覚まし時計・写真立て・鉄球・星の飾り」

それぞれのアイテムをアップにすることで
重要な役割を持たせています。

例えば

目覚まし時計を何度も登場させることで
トレーニングを毎日欠かさず行なっていた
ことを伺わせます。

写真立ては一番最後に孫の写真だったことが明かされるのですが、敢えて最後まで
なんの写真かは隠されていました。

アイテムに重要な役割を持たせるという
表現はどこかで使えそうです。

カットを見せる構成

個人的にはこの映像で一番重要なファクターは構成だと感じました。

あえて全てを見せない、セリフに頼らない。

映像だけで全てを伝えるという、
ストーリーテリングの巧みさが
際立っていました。

この構成で大事なのが孫の存在や目的を
隠しているところです。

最初に孫の存在やプレゼントである星の飾りを見せてしまうと最後のシーンのインパクトが薄れてしまいます。

目的を隠すことによって
視聴者はおじいさんがなぜトレーニングを
しているか気になり
映像を見続けてしまうというわけです。

この2つのシーンが対比になっているのも
印象的でした。

映像を型に当てはめてみる

構成を考えるときにはラストのシーンから
考えるのが良さそうです。

構成はシンプルでおじいさんがトレーニングして孫を持ち上げるという動画です。

  • 映像の構成
STEP
導入

おじいさん起きる
クリスマスが近いことに気づく

STEP
序章

納屋で鉄球を探す。

トレーニングを始める

毎日毎日トレーニングを続ける

STEP
場面転換

いつものカジュアルな
ジャージや作業着から
一転、
フォーマルなスーツ姿に

クリスマスパーティーに参加している

STEP
結末

孫との対面。
プレゼントを渡す

ツリーの頂上まで
孫を持ち上げる。

今までのトレーニングはこのためだったことが
明かされる。

繰り返し登場した
写真立てには孫の写真が入っていた。

登場人物の目的や重要な存在を隠しておいて最後に持ってくる構成は
別の映像でも使えそうです。

印象的なのは目覚めのシーンと
トレーニングを繰り返すシーン。

同じことの繰り返しのようで
徐々に近所の人やおじいさんに
変化が起きていくのが見て取れます。

マッチカットに似た技術ではありますが
似たカットを繰り返して
時間の移り変わりと経過を表現しています。

これも表現として使えそうですね。

シンプルなメッセージ

医薬品関係の会社がクライアントだから
というのもありますが。

「大切なときに健康でいよう」という
シンプルなメッセージあるからこそ

それに沿ったストーリー構成が組める
ともいえますね。

映像を作るときは、
メッセージを1つの映像につき
1メッセージにしましょう。

【まとめ】

クリスマスから1ヶ月経ってしまい、
旬ではないですが
その巧みなストーリーテリングに
引き込まれます。

ぜひ一度見てみて下さい。

鈴木 祐弥
ビデオグラファー /WEBデザイナー / フォトグラファー/モーションデザイナー

WEB集客する個人経営・事業主さんを【デザイン制作 × SEO × 動画・写真コンテンツ】でサポートしています。

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